ちょっと震災から自分自身にも色々あった関係で、
今回の日記は一度UPしたものの、
リアルタイムで書いていないことを前提に読んでもらいたいです。
リアルタイムで書いていないことを前提に読んでもらいたいです。
まず、今年の文化服装学院の卒業ショーは、3月の頭に無事 行われました。
僕はメンズ科の企画をやらせていただいたのですが、
色々と当初とは思うようにいかず、制作も遅れに遅れ、
非常に情けなく悔しい思いをすることになりました。
非常に情けなく悔しい思いをすることになりました。
細かい内容や感じたことは多々ありましたが、それは心に留めておきたいと思います。
人を動かすことは、本当に本当に難しいです。
それを最後の最後で痛感出来たのは、
今後を考えれば、ある意味で良かったのかも知れません。
今後を考えれば、ある意味で良かったのかも知れません。
正直言って自業自得な、不完全燃焼すぎる終わりでした。
間違いなく今後に活かさなければいけないし、
きっと一生忘れない。。。
そして、卒業式を控えた3月11日、あの地震が起きました。
幸い僕は自宅にいたのですが、今まで経験したこともない巨大な揺れに、
心も身体も揺れに揺れて、連日続く余震にも不安と心配を隠せませんでした。
もちろん被災地の方々に比べれば全くもってなんて事はないのですが、
友人知人の安否の確認をしたり、
TVやラジオやネットからの情報に、目と耳を傾ける日々でした。
楽しみにしていたJWFは延期となり、学校の卒業式は中止。
交通機関や電気やガスも、常に安定というわけではないので、
必然的に行動範囲が制限される日々になりました。
こんな時、ファッション もとい アパレル、
また、自分のデザインなんかじゃ何も出来ないのではないか…、
という、無力感と諦めを含んだネガティブな思考に陥ったことを、
今でもハッキリと覚えています。
今でもハッキリと覚えています。
それでも、ユニクロの活動に勇気をもらったり、
震災からまもなく声をかけてもらった企画展のお話、
前々からアプローチをしていた某コレクションブランドでのインターンの返事に、
当時凹んでいた僕は、本当に救われました。
あれを経験した全ての人たちは、
各々必ず何か強いモノを感じ、今も考え続けていることと思います。
僕も、人生観が変わった、だなんて大げさなことは言えませんが、
学校を卒業した今、自分自身のこれからのこと、
周りにいてくれる大切な人たちのこと、
何だか本質的な意味での人生を、嫌でも向き合い考えさせられました。
自分に出来ること、
自分にしか出来ないこと、
ファッションやデザインで何が出来るのか、
それは読み返している、今も変わらず、です。
しかし、こんなモヤモヤを引きずる余裕も無くなるほど多忙な日々が、
この後すぐにやってくることになろうとは、この時の僕には想像も出来ませんでした。
人との出会い、巡り合わせに感謝です。