2012/06/30

RELATE

2012.6.22

この日、以前より仲良くさせてもらっている友人のアニメーター スズキハルカ さんが参加していた

若手アニメーターたちによる企画 上映会

「relate」 @下北沢 TOLLYWOOD に行ってきました!

以下HPより拝借です ↓

【アニメーション上映会】relate

relate:リレイト-関係させる、話す、物語る


アニメーションのスクランブル交差点。
すれ違いまた分かれる参加自由のアニメーション上映会です。
今回は6人のクリエイターが集まりました。

澤井俊洋 ・スズキハルカ ・斉藤弘毅 ・いよりさき ・しーく/si_ku ・白田明日香



形式としては、各作家さんの短編が順に流れる、というもので、

個人的には上映前にあった挨拶が嬉しかったです////

以下からは、この日の夜 興奮冷めやらぬ内に、感じたままにダーーーッと書いた感想になります。



「おつかれ おやすみ、 ゆめ子。」



冒頭の、朧げな夜の街が浮き出た瞬間、

僕はまっさきに彼女の名刺にいたキャラクター、「ゆめ子」を思い出しました(笑)


独特のタッチ感と淡い色彩、

ふわふわして吸い込まれそうなオカッパ、、

潤んでグニャグニャした瞳、、、

空飛ぶ絨毯みたいな布団、、、、

涼宮ハルヒに出てくる閉鎖空間の神様みたいな巨人の女の子、、、、、



制作者である本人とも重なるイメージが、色々な部分に感じられました。

上映後に話す時間が取れなかったので、詳しくは聞けていないのですが、

間違いなく あれは、ゆめ子が見ていた夢で、

今日も一日 社会で戦い抜いた彼女と、それをそっと見守り包み込む まだ見ぬ明日の彼女、

という時間軸にズレのある同一の人物が、

目まぐるしく変わる社会を模した夢の世界を巡っていた…のではないか、
と勝手に解釈しています。

また、全編に渡って流れる 優しいメロディーのBGMに対して、

セリフはないのですが、ぽんぽんっとか、なでなでっとか、

動作音は聞こえないはずなんですが、僕には確かに聞こえました。

「明日からまた頑張ろう!」って少しだけ勇気をくれる、
彼女らしい ほっこりとした作品でした。



作品のトレーラーがちょこっとだけ見れるので是非↓


それと スズキハルカさん のHPも一緒に↓




最後に、素人目線で感じたレベルのことではありますが、

全体を通して、人間のダークなテーマや側面、青春 群像劇なストーリー、

海外の絵本のような不可思議な世界観、POPだけど不条理で深いメッセージ性のあるもの、

などなど、本当に多様で実験的なアプローチが垣間見えたというか、

各作家さんたちの、生々しくもエモーショナルな部分が強く出ていた作品ばかりだったなー
という印象を受けました。


やっぱり映像って媒体は、主に視覚と聴覚に大きな影響を与えられるモノであって、

それが今回のミニシアターという、程よいスケールの空間とも絶妙にマッチしていた気がしました。


実際にあの場所で観れて良かったし、皆さんの今後の活躍にも期待しています。

近い将来、一緒に何か出来たら嬉しいなーと思います!

どうも有難う御座いました!!!