2013/04/24

UP TO ME


もしかしたら自分は、

死ぬまで 未完成で、未成熟で、発展途上のままなのかも知れない、

という 焦燥感と恐怖感が、不意に脳裏を過ぎることがあります。

極論 等しく努力は前提として、

それを上回るのが、運とDNAと環境なのか?………とかとか。

まぁ そんな結論の出ないことに思いを巡らすより、

まずは己を、純然たる「凝縮物」にすること、なんですけども。


最近、自分の人生でも珍しいほどの、2つの大きな出来事がありました。

それは、やっぱりどこかで近づき難く、

踏み込まれたくない距離感や領域があったんだろうし、

それが無意識の枷になって、結局 本質的な深いところ、

素の大切な部分には、お互い近づけなかったんだと思います。

むしろ僕の方が、伝えられなかったんだと思います。

後に残ったのは後悔というより、何とも言えない空虚感だけでした。

実に情けない、情けない。

ほんと、自分を認められない奴が、

他人に認めてもらえるわけがないんだっていう、

至極当たり前ことを、改めて痛感。

今 思い返すと、

願い事を3つ言い切るまえに過ぎてしまった、流れ星みたいでした。

加えて、もう1つのこと。

9年越し、のこと。

改める必要もないですが、自分て奴は、

本当に本当に、どうしてこんなに意気地無しで、

あと一歩の、少しの勇気がなくて、

情けないクソ野郎なんだろう と、

悔しいやら、恥ずかしいやら、色んな気持ちが渦巻いて、

割と本気で、帰りの電車に飛び込みたくなりましたw

他の人にとっては、

もしかしたら ありふれた事なのかも知れないけれど、

我が身が引き裂かれそうな感覚でした。

人生に絶望して自殺する人の気持ちが、やっとほんの少しだけ分かるほどに、

自分でも嫌になるほどの自己嫌悪で、

五臓ごと吐きそうになりました。

でも、最後の最後で貰った言葉を聞いて、

ああ、こんな終わりもあるのかと、

意外と悪くないなーと、

心がじんわりとしました。

我ながら、実に単純です。

もちろん自己完結、なんだけれど、

本当に、最後の最後でやられました。

きっと、何て事はないのでしょう。

少しばかり長かった、

高校時代からの、淡い幕引きです。


積み重なってゆく 新しい経験。

変化してゆく 新鮮な気持ち。

いづれも 両方の意味で。

これから 自分という人間が、

残りの人生を どう歩んで、

どんな選択と 決断をして、

ちっぽけな理想を 現実で描き、

如何なる最期を 迎えるのか、

とことん一緒に 見届けてやろうと思います。